悠言録

トップ悠言録一覧 > 悠言録

[2006年10月27日]

 新生・奈良日日新聞社が発足した今秋9月に誕生された秋篠宮さまのご長男・悠仁親王のお名前にちなみ「悠久の古都・奈良の言論機関として、県民の目線で提言を発信する」という思いを込め『悠言録』と銘打ったこのコナーがスタートする▼新聞史上、極めて異例という復刊を迎えた本紙は、明治31年8月7日、この奈良の地に産声を上げた。明治、大正、昭和と幾多の変遷を経ながらも、県民と共に歩みながら平成の現代へと受け継がれてきたが、昨年12月にやむなく休刊。創刊108年の歴史が途切れたかにみえた▼だが、綿々と続く伝統の灯を再び受け継ごうという県内有志の熱い思いが結集、今日の復刊へとつながったわけだが、断腸の思いのなかでの「休刊」という苦渋を体験した者にとって、「復刊」という″奇跡″の場面に立ち会えたことに改めて感謝したい▼新生・奈良日日新聞のシンボルマークは、正義を貫くペンをイメージ。古都・奈良を象徴する若草色と、実りの秋に復刊を迎えた本紙とを重ね合わせた稲穂の鮮やかな色とのコンビで、未来に向かって伸び行く願いを込めている▼このシンボルが目指す理想をかなえるのはやはり県民読者。県民に信頼され、地域に根ざした役立つ郷土紙として親しまれることが、復刊の使命だ▼そして「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の姿勢で、再び『ならにち』の魂筆をー。(克)

  • 凛と咲く〜輝く女性たち
  • バックナンバー購入のご案内
  • 会社情報
  • お問い合わせ

ホームニュース論点悠言録

バックナンバー購入会社情報お問い合わせ

当サイトに掲載の記事・写真・図版などの無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権並びに国際条約により保護されています。

Copyright Nara Nichinichi Newspaper