悠言録

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[2007年01月11日]

 あぁ、また新年宴会の誘いが次々と届いています。歳も歳だし、肝臓を休ませてやりたいと思っているのですが・・・▼〜なかなかに 人にあらずは 酒壺に なりにてしかも 酒に染みなむ〜どっちつかずの人間なんてつまらない。それよりもいっそのこと酒壺になりたい。そうすれば、いつも大好きな酒につかっておれますもの▼酒を愛した万葉歌人・大伴旅人の一首です。旅人は60歳を越えて九州太宰府に赴任したあと奈良の都に帰り、67歳で亡くなりました。万葉人の平均寿命は約30歳といわれますので、他人の倍は生きたことになります。酒がストレス解消に役立ったのでしょうか▼記録に残っていますわが国第一の大酒豪は、江戸の鯉屋利兵衛さんです。文化14(1817)年、彼は30歳の男盛り、江戸両国柳橋の料亭で開かれた「大酒大食の会」で空前絶後の記録を樹立しました。何と「一斗九升五合」、つまり一升瓶にして、20本を一人で飲み干したのです。もちろん、ぶっ倒れました▼冬はやっぱりお鍋です。ふぐチリ、くえチリ、寄せ鍋、カキ鍋、カニ鍋・・・まぐろに白ネギのネギマ、ぶりのネギブ、カモのネギカ、鯨のネギクもオツなもの。私はサケ缶のネギサで我慢します▼酒に功罪はつきもの。ハンドルはその一。税金は高くなります。値上げも待っています。庶民の宴会は、地味にするしかありません。(水)

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