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[2007年02月15日]

 どこまで生駒市の山下真市長はご都合主義なのだろうか。現実的でない公約をごり押しするため、市議会を振り回し、第三者の公的機関の決定事項まで変更せよと迫るとは、公人とは思えない言動だ▼新病院建設用地としての旧生駒総合病院跡地の取得問題で、所有者の県国民健康保険連合会(国保連)に買うか買わないか返事がほしいと求められていたのを、期限がきてから延期してほしいとい言い出したからである▼またそれ以上に、なぜ市議会がこの土地を取得するための土地収用法の仲裁申請を拒否したのか、山下市長はさっぱりわかっていないのが情けない▼市議会の多数の議員は、「新病院を建てるのなら、まず採算性を見通した明確な経営計画を立ててから土地を買いなさい」といっているのだ。そうでないと大きな赤字を背負い込み市民に莫大な負担が掛かるというのである▼この問題についての国保連の理事会がきょう開かれると聞く。各理事は山下市長の優柔不断な態度に惑わされることなく、国保連自体の健全な運営を図るべく、き然とした態度で望むべきではないか▼お隣の大阪府の岸和田市と貝塚市の場合、両市の清掃施設組合がごみ処理施設を建設、今春稼動するが、見通しの甘さで年間373万円の維持費がなんと270倍の約10億円にも上ることが分かり、大騒ぎとなっている。こうなってからでは遅いのだ。(純)

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