悠言録

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[2007年02月25日]

 地球が泣いている。本来なら冬本番の厳寒の時期に、大和路でもすでに「春一番」が吹いた。例年より20日ほど早いもので、異常気象の一つといえよう。この原因はやはり地球温暖化だろう▼世界各地で繰り広げられる自然破壊などからバランスが崩れ始め、各地で異常気象が相次いでいるのだ。この異常気象は地球からの危険信号、人類への警告シグナルだという▼こうした異常気象を生んだ原因はすべて人間の仕業によるもの。その異常気象で鹿などの動物が異常繁殖、森林を食いつくし、その保水力や浄化、防災能力を奪っている。その結果、人類が最も必要とする水が不足、人類の存亡にもつながりかねない危機的状況だ▼大自然の恵みを受けながらこの地球上で生きる生物たち。だが、その生物の頂点に立ち、あたかもこの地上を支配しているように錯覚し、傲慢に自然を侵略しつづける人間。この人類によって、宇宙の中で「奇跡の星」といわれる地球は食い荒らされているのが現状だ▼人類は自分たちの生活環境を快適にするために地球に大きなダメージを与えている。だが、自然のバランスが狂えば、われわれの生活も大きく脅かされるのは必然▼太古から大宇宙の中で狂いなく回り続ける地球が織り成す自然。その恩恵の中で生かされていることに改めて感謝し、一人ひとりがもっと環境保護に取り組むことの大切さを再認識したい。(克)

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