悠言録

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[2007年03月02日]

 3月は卒業式のシーズン。各地で学び舎を巣立っていく光景が繰り広げられるが、先ごろ、神奈川県相模原市では、株式会社が経営する全国初の小学校認可のため、国に国際教育特区の認定を申請したという。認定されれば来年4月に″株式会社立小学校″が誕生する▼学力の低下の問題化に対応して安部首相が掲げる「教育再生」。その中に「教員免許更新制」という方策がある。これは、自動車の運転免許のように、現在有効期限のない教員免許に更新制度を付け加えることによって、指導力不足の教員をふるいにかけようというもの▼現在、全国の小中高の教職員数は約91万人。人口の0・7%程度だ。これだけの数がいるわけだから、適正もないのに採用されてしまった者もいるだろう。教員と他の職業が違う点は、子供の未来に及ぼす影響力の大きさだ。運悪く、問題ある教員に当たってしまい、悪影響を受けたとき、誰がその子どもの人生を補償してくれるのか▼一方では、すぐにカッとなってしまう教師もいる。「理性断絶症候群」とでもいうのか。気がついたらパイプいすを振り上げたり、女子高生に抱きついていた、というあきれた先生もいた。理性的行動の途中でカッとなったり、むらむらっとくると、一瞬、理性が途切れて野性に返り、あらぬ行動をとる▼こんな怖い性癖を持つ教師に対して、リトマス紙のような判別方法はないものか。(克)

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