ニュース詳細

トップニュース一覧 > ニュース詳細

高取町公社土地売却末吉町議との一問一答 1億円寄付「雑談」は嘘 採決2回しようとした

 末吉一二町議との一問一答は次の通り。
 ―本紙11日付の植村町長の記者会見の内容について。
 「相変わらず、嘘(うそ)を言っている。後の結果だけ言うのは言い逃れ。『見解の相違』というのは言い逃れに過ぎない。医療法人中川会に売却するよう強引に採決しようとしていないと明言、と書いてあるが、(採決しようと)したことは明らかだ」
 ―強引に採決しようとしたら決定しているが、事実は決定していないと植村町長は言っているが。
 「(採決を)私が止めた。『きょうは町長、ここでおいておけば。この話はこれで止めといたら、またいつでも話ができる』と私が止めなければ、(採決を)している。それも2回あった」
 ―理事会の内容を確認したい。
 「1億円の寄付は(町長が)雑談と言っているのは嘘。はっきりと、1億円寄付してもらえると言った。テープが回っている時に出た」
 ―その時の状況は?
 「(予算書に記載してあった)4050万3000円だが、約4億1500万円で購入したのに、10分の1以下とは極めて安く、誰も住民が納得しないと話した。
 すると、実は4050万3000円で買ってもらえ、それ以外に1億円を公社でなく町へ寄付してもらえるとの話で、それはおかしい。開発公社の土地を売るのに、1億円余分に付いてくるのはおかしい。それなら、1億4050万円で買ってもらうべきだ。
 既に、約8億3000万円の借金があるから、1億円でも借金返しするのが道。町の土地ではなく公社の土地を売るからだ。
 でも、(町長が)いつまで話しても平行線やからと、採決しようとした」
 ―平行線と言ったのですか?
 「言った。いつまでも意見が2つに分かれて平行線をたどると(町長が)言うので、『きょうの話は、ここまでにしとこう。これ以上したら、ややこしくなる』と話した。それで止めた」
 ―(会見で)植村町長は強行に採決しようとしていないと断言したが。
 「(採決を)しようとした。絶対に2回したと言い切れる」
 ―意見が分かれて平行線のままなので、町長が採決しようとした。
 「そう。ただし、1億円の寄付話の時、公社の新井文秀常務理事(町総務課長)が『1億円なかったら、第2の夕張になったらどうする。住民は喜ぶのか』と口を挟んだ。だから、『何を言ってるのか』と怒った。公社の土地の話なので別の話だ。これでは二重売買になり、おかしい。
 しかも、随意契約したいと言った。それ(随意契約の話)が抜けてた。公共用地を、たとえ100万円で売る時も公売にかける。随意契約はいけないと言ったのが反対の発端だった。
 1回目の採決は、随意契約で売ることを採決しようとした。それはいけないとなった。土地の評価は銀行との話で、銀行が(土地鑑定の)資格を持っているのかとの話もした。そして、仮に鑑定の資格のある人が鑑定して3000万円になっても、住民は納得してくれるだろうと私が言った。それでなければ、4050万円だったら何の根拠でしたのか、なぜ随意契約にするのか納得してもらえない。だから、鑑定士を入れて公売にすべきと言った」
 ―公売にすると植村町長が言ったのは、いつか?
 「はっきり言ったのは4月10日の理事会。冒頭から、鑑定士を入れて競争入札すると言った」
 ―3月31日の理事会では?
 「(採決しようとしたから)話を切った。『この話は、置いておけば急がなくてもいいのでは』と言って、話を切った」
 ―では、1回目の採決では随意契約に反対し、次に、平行線を理由にした採決に反対したのか?
 「何回もやり取りして、向こうは売りたい、こちらはいけないと言うし、それでは平行線だと」
 ―植村町長は「広報たかとり」5月号の別刷りでも、3月31日の理事会で福祉ゾーンの土地売買について、価格については公認の不動産鑑定士に依頼し、鑑定書を出すことを決めたとしているが。
 「決めたんでもない。町長が検討することになった。私は『きょうは、ここでおいとけば』と言い、3月31日は結論を出さずに切った」
 ―植村町長の言葉は「検討する」だったのか?
 「鑑定士を入れると数百万かかるなどと新井常務理事が言った。鑑定士に関して金額の出し方などについて、近辺の売買価格を参考に価格を出すと、新井常務理事に(私が)言った」
 ―では、4月10日の理事会の冒頭で、鑑定士を入れて競争入札にするという話が出たのか?
 「そう。それで、中川会からの計画書を出してきた。そんな時に出されても遅い。3月の理事会に随意契約で売るとの話をいきなり持ってきたから、反対が起きた。しっかりした計画があって土地を売ってもよいかとの話ならば、何も問題にならなかったのではないか。
 本来は、売買の話ではない。予算書の土地の売買収益4050万3000円は何かと質問したから、この話が出てきた。この質問がなかったら、説明はなかったはず。後で説明するつもりだったのかもしれないが。だから、不信感を持っている」
 ―植村町長は、金額は予算書を作るのに単に数字を入れただけと言っているが。
 「予算書には根拠がある。4050万3000円には何か根拠があるはず。なかったら数字を入れられない。予算書に数字を入れただけなら、審議する必要はない。
 (町長の発言は)言い訳でなく言い逃れに過ぎない。私が記者会見すると言った時も『あんな捏(ねつ)造や嘘を言う新聞社に何、話するんで』と、植村町長から電話が掛かってきた。あいさつもなしに冒頭、こんな言い方だった。いくら腹立ってても、あいさつがあって内容を言うのならいいが、冒頭にこの言い方では。(理事会の内容を話すか)どうしようか迷っていたが、(話すと)決めた。
 議会に席を置いているから議長に、奈良日日新聞などに会見するかもしれないと言って、新井常務理事にも会見すると言ったら、すぐに町長から電話が掛かってきた」[2009年06月19日]

>>>続きは本紙をご覧下さい ⇒購読のお申し込み

  • 10月5日付新聞の事前予約はコチラ
  • 奈良日日新聞社は「Sport for Tomorrow コンソーシアム」の会員です。
  • LINE@で情報発信中!!
  • 凛と咲く〜輝く女性たち
  • 広告のご案内
  • 購読・購入のお申込み
  • 会社情報


ホームニュース紙面内容紹介論点悠言録

購読のお申し込みバックナンバー購入のご案内広告のご案内会社情報個人情報保護

当サイトに掲載の記事・写真・図版などの無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権並びに国際条約により保護されています。

Copyright Nara Nichinichi Newspaper