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[2014年09月05日]

 第2次安倍改造内閣が始動した。前政調会長で県2区選出の高市早苗衆院議員(6期)が総務相に就いた。国民の暮らしに密接な関わりがあり、国と地方を結ぶ重要なポストへの就任に、県内各界から期待が寄せられている▼今回の内閣改造では、小泉内閣発足時と並んで過去最多となる5人の女性閣僚が登用された。安倍晋三内閣は平成32(2020)年までに社会で指導的立場になる女性の割合を3割とする数値目標を掲げており、今回はそれを具現化した形になる▼少子化、人口減が進んでいるわが国。人口の減は経済界をはじめ、さまざまな面での国力低下につながる。これを打破するべく政府は、女性の力を活用する社会基盤を創出していきたい考えがある▼性差にかかわらず、男女が平等に社会で活躍できる場を構築していくことはもちろんのことだが、女性登用の数値目標のためだけに「女性枠」を設けることには違和感もある。今回の内閣改造への報道は「女性」ばかりが取りざたされた側面も否めない▼高市氏は18年の第1次安倍内閣で内閣府特命担当相として初入閣。イノベーション、少子化対策など幅広い分野を担当した。その後、党初の女性政調会長に就任した経歴がある▼初登庁の日、高市氏は「性別にはこだわらず全力を尽くす」と語ったそうだが、まさにその通り。議員立法の実績や経歴を生かした「個」としての手腕の発揮に注目したい。(染)

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