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[2015年06月05日]

 「30年前、毎晩、父である理事長が先生方と自宅の居間を占領し、かんかんがくがくの論議をするため、私の居場所がなかった」「先生方のものすごいエネルギー、情熱の塊をふつふつと感じた」▼学校法人西大和学園の創立30周年記念式典で田野瀬大樹理事長が子どもの頃の創立当初のエピソードを披露、「今も続いているほとばしる情熱、教育にかける熱き思いを失わず、想像を超えた成長ができるたくましい子どもを育てたい」と力強く語った▼このまま「県立高校のすべり止めの高校」でいくのか、それとも「進学校」を目指すのか。創立当初、先生方と大論議をした、と創立者で同学園会長を務める田野瀬良太郎氏は振り返る▼そして、将来の少子化も見据え、「ここなら行ってみたい」「子どもを行かせたい」と思ってもらえる高校にしようと「進学校」に決めたという。その思いを一つにするのに10年、東大、京大と言い出すまでにさらに10年。30年が経った今年、見事、京大合格者数で単独日本1となった▼「単なる進学校ではなくグローバル教育とキャリア教育で野心的な若者を育てたい」と田野瀬氏。自ら学長を務める、念願の4年制の大和大学も昨年開学。来春には西日本初の政治経済学部を立ち上げ、優秀な政治家、優秀な公務員、優秀な企業人を養成する▼どこまで羽ばたくのか西大和学園。そのスローガンは「野心をまとえ」だ。(純)

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