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[2015年09月11日]

 野球のU―18W杯で、日本は決勝まで進んだものの、米国に1―2で敗れ、世界一を逃した。高校野球全国大会が始まって100年の今年、将来を嘱望されている注目株が熱戦を演じ、耳目を集めた▼W杯を終え、プロへ進む者、進学する者、社会人でさらに磨きをかける者、それぞれに新たなストーリーがまた幕を開ける。自分で決めた道、そしてその先にある最終目標にまっすぐに進んでいってほしい▼プロローグに立った人もいれば、エピローグを迎えた人も。U―18が盛り上がる中、犖氷發僚斉参鉢瓩選手生活にピリオドを打った。広陵町出身で、日本柔道史上初の五輪3大会連続金メダルという快挙を成し遂げた野村忠宏氏▼前人未到の三連覇を達成しながらも、狃世瞭鮫瓩鯑佑進んだ。だが、アテネ五輪以降はけがとの戦いの日々。だが決して諦めることはなかった。そして迎えた8月29日の全日本実業個人選手権。3回戦で敗れた野村氏の口から出たのは「ここまでよくやった。胸を張っていい幕引きだと言える」との言葉▼ロンドン五輪を目指したが切符を勝ち取ることができなかった翌平成23年11月、本紙主管の新生奈良研究会で「折れない心」と題し講演いただいた野村氏▼「折れない心」すなわち不屈の精神で戦い続けたその姿は多くの国民に夢と感動を与えたことはいうまでもない。自分で決めた道、後悔だけはしたくないものだ。(虎)






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