悠言録

トップ悠言録一覧 > 悠言録

[2015年11月06日]

 「セトモノとセトモノと/ぶつかりっこするとすぐこわれちゃう/どっちかやわらかければだいじょうぶ/やわらかいこころをもちましょう/そういうわたしはいつもセトモノ」(相田みつを)▼見ず知らずの人同士が集まる公共の場ではさまざまな「イライラ」の種がある。街の機嫌は壊れやすいもの。ちょっとしたことが許せる気持ちが世の中に少し足りていないかもしれないとし、公共の場でおおらかな気持ちでいることの大切さを伝える公益社団法人ACジャパンのCMで使われている▼不惑の年も過ぎ、昔に比べおおらかな気持ちで過ごせていると自負するが、ちょっとした「イライラ」は尽きない。相田みつをも言っている。どっちかがやわらければ大丈夫だが、私はセトモノだと。そう簡単にやわらかい心は持つことは難しい▼特に最近は、自分さえよければそれで良いと思っている人がとみに増えているような気がしてならない。老若男女関係なく▼中国が約35年前から進めてきた「一人っ子政策」を廃止するという。一人っ子政策以後に生まれた子どもたちは「小皇帝」「小皇后」と呼ばれ、過保護に育てられることからわがままな子どもが後を絶たないという▼日本の合計特殊出生率(平成26)は1・42、前年から0・01ポイント下がっており、9年ぶりの低下。今後も下がる可能性もある。セトモノのような小皇帝が増えないことを祈るばかりだ。(高)


  • 10月5日付新聞の事前予約はコチラ
  • 奈良日日新聞社は「Sport for Tomorrow コンソーシアム」の会員です。
  • LINE@で情報発信中!!
  • 凛と咲く〜輝く女性たち
  • 広告のご案内
  • 購読・購入のお申込み
  • 会社情報


ホームニュース紙面内容紹介論点悠言録

購読のお申し込みバックナンバー購入のご案内広告のご案内会社情報個人情報保護

当サイトに掲載の記事・写真・図版などの無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権並びに国際条約により保護されています。

Copyright Nara Nichinichi Newspaper