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[2016年12月16日]

 この時期になると増えるのが「忘年会」であり「酒量」であろう。そしてこの忘年会でもっとも話題に上がるのが来年の奈良市長選だ。奈良の人は選挙の話題を犲鬚虜茘瓩砲垢襪里好きだ▼県都・奈良市の将来を左右する市長選は来年7月に任期満了を迎える。現在のところ、同市長選への出馬表明者はいないが、現職の仲川元庸市長は3期目を目指し、立候補するとみられており、もっぱら対抗馬としてさまざまな臆測が飛び交う▼この市長選の行方を大きく左右するとみられるのが、今議会に上程された新斎苑(火葬場)整備事業関連費を含む平成28年度一般会計補正予算案の採決。委員会では否決されたものの、きょう16日の本会議で可決される見通し▼可決されれば、60年もの間、歴代の市長が成し遂げることができなかった斎苑移転を実現させることになり、仲川市長の実績に大きな箔が付くことになり、意気揚々と選挙に臨むことになるだろう▼だが思い出してほしい。仲川氏が初当選した平成21年には、現在の候補地だった場所を白紙撤回し、その後候補地を二転三転した結果、再び現候補地とすることを独善的に決定したのだ。地元住民はこの身勝手な市政運営に怒っていることを市も議会も理解すべきだ▼「終わり良ければすべて良し」か「一事が万事」か。今週末もまた、奈良市のあちらこちらでジョッキやちょこを片手に政治談議の花が咲くだろう。(虎)

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