悠言録

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[2017年01月27日]

 高校野球の名門・智辯学園OBの中道勝士捕手(22、明治大)が昨年、育成ドラフト5位でオリックス・バファローズに入団。筆者も新人入団会見を取材したが、50人を上回る報道陣の多さにあらためてプロ野球の人気、注目の高さを肌で感じた▼各選手が登場すると無数のフラッシュがたかれ、中道は最後に現れた。集合写真は後方の端で目立たない位置。笑顔もドラフト1位の選手が浮かべるものと違い、どこか陰がある。育成契約の厳しさは自身が分かっている。「まずは支配下登録」と意気込んだ中道。その矢先にショッキングなニュースが飛び込む▼今月中旬、入寮と新人合同自主トレを控えていたが厚生労働省指定の難病「潰瘍性大腸炎」を公表し、自宅療養。同病は下痢、腹痛、発熱などを伴い過去には安倍晋三首相も患った▼現在は症状が安定し、中道はトレーニングを再開。育成選手の契約は最長でも3年。出遅れた焦りはあるだろうが1軍切符をつかんでほしい▼JFL(日本フットボールリーグ)からJリーグ参入を目指す「奈良クラブ」は3月5日に開幕を迎える。監督も交替し「今年を逃せば後がない」という覚悟が伝わる▼クラブに所属する約30人の選手はプロではなく仕事とサッカーを両立しハードな日々を送る。年齢、経歴、家庭の状況などで個々のモチベーションに差はあるだろうが「這い上がってやる」という気持ちを強く持ってほしい。(直)

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