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[2017年10月06日]

 森友学園や加計学園、南スーダン国連平和維持活動などについてさまざまな問題が指摘され「国民に大きな不信を招いた。改めて深く反省し、国民におわび申し上げたい。国民の声に耳を澄まし、国民と共に政治を前に進めていく」と語った安倍晋三首相▼8月初めの第3次改造内閣発足会見での発言だが、臨時国会の早期召集については「いまだに多くの方々の理解が得られていないことについて、真摯(しんし)に受け止めなければならない。今後も国民の信頼に努めていきたい」とまさに謙虚に語った安倍首相▼ところが先月28日に臨時国会を開いたと思った途端、衆院が解散され、今月22日の投開票に向けて走り出した。そして安倍首相は「国難突破解散」といい、「日本を守り抜く、子供たちの未来を切りひらくことができるのは自民党、公明党の連立政権だ」と訴えたのだ▼しかし、いったい何が「国難」なのか。むしろ安倍政権の難局を突破するための解散ではないのか。全ての説明責任を放棄し「大義なき解散」に走ったとしか言いようがない▼一方、野党も希望の党や立憲民主党、日本維新の会など右往左往。2大政党制などほど遠い現状だ。自民・公明与党との鮮明な対立軸を構築しなければ政権交代など夢のまた夢▼投開票日までの16日間、それこそ真摯に国民有権者に各候補予定者は向き合うべきだ。有権者を侮ってはならない。(純)

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