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[2017年12月08日]

 今年の新語・流行語年間大賞に、森友学園への国有地払い下げ疑惑をきっかけに連日マスコミが取り上げた、他人の心を推し量り、相手に配慮するという「忖度(そんたく)」と、SNSのインスタグラムに写真を投稿する「インスタ映え」が選ばれた▼30の言葉がノミネートされた中ではあったが、順当な結果だった。安倍政権に忖度して、「忖度」は大賞には選ばれない可能性も指摘されていたが、これだけ連日のようにこの言葉が飛び交い、「忖度まんじゅう」なるお土産も人気を博したとなれば選ばざるを得なかったというところか▼40歳代以上の層を中心に流行した「忖度」とは真逆に10〜20歳代を中心に、爆発的にブレークしたのが「インスタ映え」。インスタ効果でナイトプールといった新しいスポットが一気に盛り上がりをみせた▼新語・流行語となるほど若者を中心に浸透するインスタ。その拡散力や口コミ効果は絶大で、新たな観光戦略ツールとしても大いに期待されている▼県が今年10月にまとめた「県観光客動態調査」によると、昨年の県内観光客数は4407万人で対前年比6・3%の増。過去最高を記録した平城遷都1300年祭があった平成22年の4467万人に迫る数字となっている▼年齢別観光客数は発表されていないが、奈良を訪れる観光客の多くは高齢者層だろう。インスタに走る若者に「忖度」した観光施策が奈良には必要だ。(虎)

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