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[2018年01月05日]

 先日、取材の関係で初めて曽爾村を訪れた。県東北端に位置する同村までは、奈良市内から途中、名阪国道を経由して車で2時間弱。そこには、普段見慣れている奈良とは違った「奈良」が広がっていた▼奈良といえば住宅などが所狭しと密集している同市内をすぐに思い浮かべてしまうせいかもしれないが、エリアの大半を山地が占める同村では、家と家の間隔が同市内とは比べものにならないほど広く、普段隣家に気を使いながら生活している身としては、その住環境が羨ましくなった▼もちろん同村の魅力はそれだけではない。垂直に柱状節理の岸壁が約200辰砲錣燭辰屯風のように屹立している「屏風岩」や、秋の夕暮れに銀色・金色に輝くススキが斜面を覆う「曽爾高原」など、季節を通して見どころはたくさんある▼一方で、少々面食らってしまったのは、レストランや喫茶店など飲食店がほとんどないことだ。スーパーやコンビニなど買い物ができる施設も見当たらなかった▼普段は家から昼食の弁当を持ってきているが、この日は「せっかく曽爾村まで行くのだから、そっちで何か食べよう」と手ぶらだっただけに、焦りはより一層。ようやく一軒食堂を見つけて、飛び込んだ▼自宅近くで食料品の購入などに苦労する「買い物難民」の問題もあるが、観光客対策としても、飲食店や買い物施設をもっと増やす必要があるのではないか、と同村を初めて訪れて思った。(加)

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