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[2018年01月19日]

 人口減少に歯止めがかからない。厚生労働省によると、毎年全国で、奈良市の人口を上回る約40万人が減っているという。死亡者が増え、出生数が減り続いている現状を打開できないからだ▼一方、一人暮らし世帯が急増している。国立社会保障・人口問題研究所によると、平成27年で全所帯の3分の1が一人暮らし所帯で、さらにその3分の1、約600万人が65歳以上の高齢者だという▼県内での一人暮らし所帯は全所帯の4分の1強と全国平均よりその割合は少ないが、野迫川、下北山両村では村全所帯の半数に迫る。今や人生100歳時代といわれる中で、「孤独死」を身近に感じる高齢者も増えてきているという▼ある大学の同窓会役員の方のお話を聞く機会があり、「18歳」と「81歳」の違いは何かと問われた。答えは「道路を暴走するのが18歳、逆走するのが81歳」だそうだ。さらに「心がもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳」、とどめは「恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳」▼シルバー川柳もお聞きした。「手をつなぐ昔はデート今介護」「恋かなと思っていたら不整脈」。なかなかの現実感だが、老いてもなお、好奇心を失わず、あらゆるものに興味津々でありたいもの▼私ごとで申し訳ないが、今日で67歳。高齢者の仲間入りして2年目だが、「妻の愚痴うなずいていたら俺のこと」とならないよう肝に銘じたい。(純)

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