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[2018年03月23日]

 卒業式シーズンも来週で終わり。今年も取材という形で毎週のように「出席」した。人生の節目を飾る一大イベントということもあり、卒業生とは無関係ながらも、感慨深い気持ちになったりする▼その先々で式辞や祝辞の言葉をたくさん聞いた。硬いものから柔らかいものまでさまざまだが、せんじ詰めれば「共通しているな」と感じるメッセージもあった▼その共通項を取り出してみれば、「21世紀は変化のスピードが早い時代。これまでのやり方はすぐに通用しなくなる。失敗を恐れず新しいことにどんどんチャレンジし、国際的に活躍できる人材になってほしい」といったところか▼「これから社会に出る若者は大変だな」とまるで他人事のように同情する一方で、自分もまだあと30年近くは現役で働かなければならない身。同じ時代を生きていかなければならないことに気付き、決して他人事ではないことを悟る▼白鳳短期大学では、司馬遼太郎の『21世紀に生きる君たちへ』から、「21世紀にあっては、科学と技術がもっと発達するだろう。科学・技術が、洪水のように人間をのみこんでしまってはならない。川の水を正しく流すように、君たちのしっかりした自己が科学と技術を支配し、よい方向に持っていってほしい」という一節が紹介された▼どちらの言葉もこれからの時代を生きていく上で重要になるに違いない。卒業生とともに深く胸に刻みたい。(加)

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