悠言録

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[2018年05月04日]

 「週刊だからこその徹底取材と、解説的な記事で新聞社として県民を啓発するような紙面づくりが必要ではないか」―。約2年前、復刊10周年を期しての本紙社友の方々の座談会で西川彭さんはこう語られた▼「地方紙の役割として県中南部や個々人の素晴らしい実践や取り組みが紹介されることで読者の毎週の楽しみが増え、買ってでも読みたい新聞になる」とも▼厳しさの中にも温かさを持たれ、包み込むような言葉に何度、感動したことか。優しい語り口は、聞く人の琴線に触れる。近年では奈良学園理事長として幾度となく紙面で語っていただき、いろんな機会にざっくばらんにお話しさせていただいた▼今年の本紙元旦号では、昨秋、奈良学園大学からドラフトで指名されたヤクルトの宮本丈選手と巨人の村上海斗選手に「2人は人柄も良い好青年。焦らず、しかし、できるだけ早く1軍の舞台で活躍してほしい」とエール▼奈良学園全体を結ぶ言葉として「人間力」に言及され、「何が真実で正しいか、また感動する心や相手を慮(おもんばか)る人間に育ってほしい」と「教育の原点」について、淡々としながらも秘めたる情熱をもって語られていた▼県立高田高校の非常勤講師をスタートに「教育の道」を歩まれて実に丸60年。「偉大な教育者」が亡くなられた。西川さんの教育に対する熱い思いは多くの人たちに引き継がれているに違いない。(純)

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