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[2018年07月06日]

 サッカーのワールドカップ・ロシア大会で、日本中を大きく沸かせた「西野ジャパン」。2日(現地時間)の決勝トーナメント1回戦では、ベルギー代表に2―3で敗れ、惜しくもベスト8進出を逃した▼今回の日本代表選手の平均年齢は歴代最年長の28・3歳で、経験豊富なベテラン中心の選手構成となった。6月25日(同)の対セネガル戦で、MF本田圭佑が決めた同点ゴールについてDF長友佑都は「おっさんたちで作ったゴール」と評し話題になった▼選手を徹底管理して信頼関係を損ねたハリルホジッチ前監督を反面教師に、選手の自主性を重んじる西野監督の下、選手一人一人が自分で考えて主体的にプレーする姿も印象的だった▼少し前、世間を大きく騒がせた日本大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で問われたのは、まさにこの選手の自主性や主体性の重要性だった▼学生スポーツの在り方を特集した今年6月15日付の本紙で、東川裕御所市長は「指導者の役割はいかに理論的、合理的に勝利に向かうかを横からサポートすることだ」と述べ、選手の自主性を尊重した指導の拡大を訴えた▼決勝トーナメント1回戦敗退という結果は残念だったが、西野監督や選手らは指導者と選手の関係をはじめ、これからのスポーツ界を考える上で格好のお手本を示してくれたといえる。最後まで全力を尽くした西野ジャパンの健闘をたたえたい。(加)

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