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[2018年08月17日]

 「清水の舞台から飛び降りる」という故事がある。「清水」は、京都市東山区にある音羽山清水寺でのことで、寺には高い崖に張り出して作られた舞台があり、その崖から飛び降りると所願成就できるといわれ、身を投げる者が絶えなかったという▼転じて、思い切って大きな決断をすることのたとえ。「清水の舞台から飛び降りる覚悟で挑戦する」といったように政治家が選挙に出馬する際などに、力を込める時によく使われる▼一時は「中止」が決まった阿波おどり(徳島市)の「総おどり」が急きょ実施され、世間の注目を集めた。市の「阿波おどり実行委員会」が中止を決定したものの、踊り手側の「阿波踊り振興部会」が13日に強行した▼4億円を超える累積赤字を受け、主催者が変わったことがきっかけ。実行委員長の遠藤彰良市長が「清水の舞台から飛び降りる覚悟」だったかどうかは別にして、結果、チケット売り上げは伸び悩み、人出も約15万人の減の見込み▼猿沢池やならまち周辺がちょうちんで彩られる「ぐれーとさまぁーふぇすた☆ならまち遊歩」が昨年に引き続き、今年もきょう17日から開かれる。昨年は約1万8000人が来場。今年は全体入場者数の約半数を集めるなど人気を博した猿沢池の池床を見送り、対象エリアを拡大した。イベント内容の変更がどう左右するか。同実行委員会の手腕に期待が集まる▼きょう17日は「清水寺」の創建日。(虎)

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