悠言録

トップ悠言録一覧 > 悠言録

[2018年09月07日]

 つくづく、自然災害の恐ろしさを痛感した1週間に―。4日、近畿を中心に記録的な高潮や暴風となり、列島で大きな爪痕を残した台風21号。県内でも法隆寺の「金堂」と「五重塔」に強風による被害が見つかったほか、金峯山寺でも本堂の檜皮ぶき屋根の一部がめくれ上がる被害が見つかった▼この大きな台風が過ぎ去り幾日も経たぬ6日未明、今度は北海道の胆振地方中東部で震度7を観測する地震が発生。大規模な土砂崩れや家屋倒壊など、甚大な被害が発生している▼また、道内全域の全295万戸で停電が発生。この戸数は、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を超える規模になる。道内の広範囲で地震による影響が出ており、全面復旧には1週間以上かかる見通しにもなっている▼今年に入り、集中豪雨をはじめ、台風や地震など、自然災害が多いと感じている人も多いはず。こうした災害は、いつ・どこで発生するかの予測は極めて困難なもの。だからこそこの大切な機会に今一度、防災に対する意識を高めてほしい▼非常持ち出し袋の点検や、寝室に靴などの履き物の準備、家具などの固定、いざという時の家族との待ち合わせ場所の確認など、できることから備えてほしい▼どちらの復旧も相当の時間を要することが想定される。また、北海道では余震にも注意しなければならない。北海道も近畿も、早く日常生活に戻ることを切に願う。(佑)

  • 10月5日付新聞の事前予約はコチラ
  • 奈良日日新聞社は「Sport for Tomorrow コンソーシアム」の会員です。
  • LINE@で情報発信中!!
  • 奈良日日新聞はチーム準オフィシャルメディアです
  • 凛と咲く〜輝く女性たち
  • 広告のご案内
  • 購読・購入のお申込み
  • 会社情報


ホームニュース紙面内容紹介論点悠言録

購読のお申し込みバックナンバー購入のご案内広告のご案内会社情報個人情報保護

当サイトに掲載の記事・写真・図版などの無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権並びに国際条約により保護されています。

Copyright Nara Nichinichi Newspaper