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[2018年10月26日]

 早いもので10月も来週で終わり。季節はすっかり秋となった。平成30年も残すところ2カ月あまりに。少し早いが今年を振り返ってみると、何かと「節目の年」という言葉を耳にした年だったように思う▼中でも一番よく聞いたのは「明治維新150年」だろうか。県でも今年3月に記念シンポジウムが開かれた。「平成最後の夏」というのもあった。30年続いた平成もいよいよ来年4月で終わり、その翌月から新元号に変わるからだ。史上最多の56校が出場した「夏の甲子園100回大会」も記憶に残っている▼こちらも今年、節目の年を迎えるらしい。明日から奈良国立博物館(奈良市登大路町)で始まる「正倉院展」(同博物館主催、11月12日まで)だ。終戦翌年の昭和21年に始まり、今回で「70回目」となる▼今年は北倉(ほくそう)10件、中倉(ちゅうそう)16件、南倉(なんそう)27件、聖語蔵(しょうごぞう)3件の計56件の宝物を出陳する。そのうちの10件は初出陳となる▼25年度から3年にわたる特別調査の結果を反映した「麻製品」や、朝鮮半島に栄えた王国「新羅」との活発な交流を物語る宝物などが見どころとなっている▼同博物館の清水健学芸員は「身近な品からきらびやかな工芸品まで、正倉院宝物の全体図、東アジアの文化史がうかがえる内容となっている」と力を込める。「平成最後の開催」でもある同展。ぜひ、足を運びたい。(加)

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