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[2018年11月23日]

 日本学生野球協会は20日に審査室会議を開き、大学と高校計16件の不祥事による処分内容を発表した。部員による飲酒や喫煙、部内でのいじめなどが理由に挙げられる中、大半を占めているのが監督やコーチなど、指導者による体罰と暴言▼元プロ野球選手で、名古屋市の私立高校の野球部監督による体罰の様子が動画に収められ、それがテレビニュースなどで放送されていたのは記憶に新しい▼県内でも先月、奈良市立一条高校で野球部の監督を務めていた男性教諭が、不適切な発言や体罰をしたとして戒告の懲戒処分を受けていたことが明らかになっている▼野球の基本練習の中にキャッチボールがある。子どもの時だけではなく、プロ野球選手でも行う、野球をする上で核となる練習。その中で、相手が捕りやすいボールを投げることを意識し、もし捕れないようなボールを投げたら素直に謝る▼私自身も野球を小さなころからしており、こうしたキャッチボールを通じて、相手を思いやる気持ちや礼儀などが身に付くと教えられたものだ▼叱ることは悪いことではなく、問題なのは叱り方。上記に挙がった体罰や暴言による不祥事の中には、叱るために行った人も少なからずいるはず。もしキャッチボールと同じように、相手のことを考えて、行動したり言葉を投げていれば、こうした事態にはならなかったはず。まさに、初心忘るべからず。(佑)

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