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[2019年01月01日]

 いまさらの感はあるが、平成30年の「今年の漢字」は「災」だった。日本漢字能力検定協会が同年の世相を表す漢字一字を全国から募集した結果、19万3214票の応募のうち、「災」が2万858票(10・80%)を集めて1位となった▼「災」が選ばれるのは、新潟県中越地震などがあった16年以来2度目。今回は、大阪府北部地震、西日本豪雨といった自然災害の多発や、スポーツ界のパワハラ問題など人災が相次いだことが反映された▼新しい年がスタートした。「平成31年」は平成最後の年であり、大きな節目の年。30年余りに及んだ「平成」も4月30日で幕を閉じる。翌5月1日からは新しい元号に切り替わる。新元号は改元1カ月前の4月1日ごろに公表される予定だ▼多くの人が平成時代の終わりを意識している。昨年の「今年の漢字」に話を戻すと、「平」が1万6117票(8・34%)で2位。「終」が1万1013票(5・70%)で3位だった▼長引く米中貿易摩擦などで世界経済の先行き不安が高まる中、国内では中小企業を中心に人手不足が深刻化している。そこで政府は、外国人労働者の受け入れを拡大する「改正入管法」を4月に施行することに決めた。ただ、具体性に乏しい施策が目立つなど、実現に向けた道筋は不透明だ▼さて、今年はどんな年になり、年末にはどんな漢字一字が選ばれるのか。「災」い転じて福となす年になることを願う。(加)

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