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[2019年03月18日]

 神の山、三輪山に優しく降る雨。その雨が流れる纏向川のほとりで栽培した小麦100%の最高級ブランド三輪そうめん「INORI」が誕生した▼平成が終わり、新しい時代を迎えようとしている今、三輪山にある大神神社の神主、穀主(たねぬし)が飢饉(ききん)の救済を祈ったところ、「三輪の地に小麦を植えて清らかな水でそうめんを作れ」との啓示を受け、作り始めたそうめんが、1300年の時を経てよみがえった▼県三輪素麺工業協同組合が地元桜井の生産者とタイアップ、県の補助事業として3年がかりで実現させた。池側義嗣理事長は「三輪そうめんの原点に帰り、見事、商品化することができた。まだ生産量は少ないが、全国、世界の人たちに味わってほしい」と感慨無量▼「INORI」を提唱した地元の和田恵治県議は「まさに三輪そうめん業界を活気づける、味もよく安全、安心の高付加価値商品。素晴らしい奈良ブランドとして推奨したい」と熱い思いを吐露する▼同協同組合は昨年、七夕の日に三輪そうめんを食べて恋を成就しようと「銀河の恋」という新ブランドも開発、橿原市在住で水彩画家、戸田勝氏のデザインでパッケージを作り、同氏の作詞で歌も誕生した▼さらに同神社の鈴木寛治宮司命名の新商品も開発中。「奈良ブランドを全国、世界に!」。まさに三輪そうめんこそ、その先べんを着けるにふさわしい商品と言えよう。(純)

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